セキュリティ

ホームページのバックアップとは?復旧できる運用にする考え方

バックアップの種類、取得タイミング、復元確認、更新前の安全対策を解説します。

公開日 2026年6月19日更新日 2026年6月20日バックアップ保守セキュリティ
執筆:Revio編集部
この記事は、Revioの簡易サイト診断・AIリニューアル生成で扱う確認項目をもとに、ホームページ改善の実務目線で整理しています。

バックアップで大事なのは「保存」より「復旧」

ホームページのバックアップは、ファイルをどこかに保存しておけば終わりではありません。実際にトラブルが起きたとき、どの時点の状態に、どの手順で戻せるかまで決まっていて初めて意味があります。

よくある失敗は、バックアップファイルはあるのに、次のことが分からない状態です。

「バックアップを取っている」と「復旧できる」は別物です。保守会社や制作会社に依頼している場合も、復旧手順まで確認しておくと安心です。

何をバックアップすべきか

ホームページの形式によって、保存すべきものは変わります。最低限、次のように分けて確認します。

サイトの種類主なバックアップ対象見落としやすいもの
静的HTMLサイトHTML、CSS、画像、JavaScript.htaccess、フォームCGI、設定ファイル
WordPressテーマ、プラグイン、アップロード画像、DBデータベース、独自カスタマイズ
Python/CGIサイト.py、テンプレート、JSON、画像実行権限、文字コード、設定ファイル
LP・キャンペーンページHTML、画像、計測タグ申し込みフォーム、完了ページ

RevioのようにPythonやJSONを使う構成では、見た目のHTMLだけでなく、データファイルと設定ファイルを一緒に残すことが重要です。

取得タイミングの目安

バックアップ頻度は、サイトの更新頻度と重要度で変わります。厳密な正解はありませんが、最初の目安は次の通りです。

特にリニューアル時は、作業前の状態だけでなく、途中の安定版も残しておくと戻しやすくなります。

保存場所は1か所にしない

同じサーバー内だけにバックアップを置いていると、サーバー障害や誤削除のときに一緒に失う可能性があります。理想は、少なくとも2か所以上に分けることです。

ただし、個人情報や問い合わせデータを含む場合は、共有先や保管期限も決めておく必要があります。保存すればするほど安全、という単純な話ではありません。

復元テストをしていないバックアップは危ない

バックアップは、取っただけでは使えるか分かりません。年に1回でもよいので、テスト環境や別フォルダで復元できるか確認しておくと、いざという時の安心感が大きく変わります。

確認するポイントは次の通りです。

復旧作業は、普段の更新よりも緊張します。事前に手順をメモしておくだけでも、トラブル時の判断が早くなります。

更新前に確認するチェックリスト

チェックが外れる項目が多い場合は、見た目の改善より先に、保守・復旧のルールを整えた方がよい場合があります。

制作会社・保守会社に確認すること

依頼時は「バックアップを取っていますか」だけでなく、次のように具体的に聞くと確認しやすくなります。

ここまで聞くと、バックアップが形式的なものか、実際に運用されているものかが見えてきます。

Revioで確認できること

Revioはバックアップを取得・復元するサービスではありません。バックアップの設定や復旧作業は、サーバー会社、制作会社、保守会社の管理範囲になります。

ただし、Revioの簡易サイト診断では、公開後のサイトについて、HTTPS、title、description、見出し、スマホ対応、sitemap.xml、robots.txt、GA/GTMなどの基本状態を確認できます。更新前後で再診断すると、表示や基本設定の変化に気づきやすくなります。

AIサイト診断レポートやAI改善提案レポートでは、バックアップそのものではなく、公開前後に確認したいページ構成、導線、SEO基本項目、改善優先度を整理できます。

次に確認すること

バックアップは、トラブル時の保険ではなく、安心して更新するための準備です。まずは「いつ戻すか」「何を戻すか」「誰が戻すか」を決めるところから始めると、保守の質が上がります。

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