アクセス数だけでは改善点は分からない
アクセス解析を見るとき、最初に目が行くのはページビューや訪問数です。もちろん大事な数字ですが、アクセス数だけを見ても「何を直せばよいか」は分かりません。
ホームページ改善で見るべきなのは、次の流れです。
- どこから来たか
- どのページを見たか
- どこで離れたか
- どのボタンを押したか
- 問い合わせや予約につながったか
この流れで見ると、デザイン、文章、導線、SEOのどこに課題があるか整理しやすくなります。
最初に見る5つの数字
アクセス解析に慣れていない場合は、細かい指標を追いすぎない方がよいです。まずは次の5つを確認します。
| 指標 | 見る理由 | 改善のヒント |
|---|---|---|
| 流入元 | 検索、SNS、広告、直接流入の違いを見る | 強い入口を伸ばす |
| ランディングページ | 最初に見られているページを知る | 入口ページにCTAを置く |
| 離脱ページ | ユーザーが帰る場所を知る | 説明不足や導線切れを探す |
| CTAクリック | ボタンが押されているか見る | 文言・位置・色を見直す |
| 問い合わせ数 | 最終成果を見る | 導線全体を評価する |
「アクセスはあるのに問い合わせが少ない」場合は、SEOよりもページ内導線やフォーム改善が優先になることがあります。
判断の目安
数字は業種やサイト規模で大きく変わります。絶対的な正解ではなく、まずは自社サイトの変化を見ることが大切です。
目安としては、次のように考えると整理しやすくなります。
- 検索流入が少ない:記事・タイトル・メタ情報・内部リンクを見直す
- スマホ離脱が多い:表示速度、ボタン位置、文字量を見直す
- CTAクリックが少ない:ボタン文言、位置、前後の説明を見直す
- フォーム到達後に離脱する:入力項目、エラー表示、安心材料を見直す
- 特定ページだけ読まれている:関連記事や次ページ導線を追加する
アクセス解析は、悪い点を探すためだけのものではありません。すでに読まれているページを見つけ、そこから成果につながる導線を作ることも重要です。
よくある読み違い
アクセス解析では、数字を見てすぐ判断したくなります。しかし、数字だけで断定すると間違えることがあります。
たとえば、滞在時間が短いページでも、電話番号を確認するだけのページなら問題ない場合があります。逆に、滞在時間が長くても、内容が分かりにくくて迷っているだけかもしれません。
よくある読み違いは次の通りです。
- PVが多いページを「良いページ」と判断する
- 直帰率だけでページの良し悪しを決める
- PCとスマホを分けずに見る
- 広告流入と自然検索流入を混ぜて見る
- 問い合わせ数だけ見て、途中のクリックを見ない
改善では、1つの数字だけでなく、複数の数字をつなげて見ることが大切です。
改善の進め方
アクセス解析を見た後は、いきなり大改修するより、小さく試す方が現実的です。
- 入口ページを1つ選ぶ
- そのページの目的を決める
- CTAの位置や文言を変える
- 2〜4週間ほど数字を見る
- 良ければ他ページへ広げる
この方法なら、変更内容と結果の関係が見えやすくなります。サイト全体を一気に変えると、何が効いたのか分かりにくくなります。
確認チェックリスト
- 検索・SNS・広告など流入元を分けて見ている
- 最初に見られているページを把握している
- CTAクリックを計測している
- 問い合わせフォーム到達数を見ている
- スマホとPCを分けて確認している
- 変更前後で数字を比較している
- 1つの数字だけで判断していない
Revioでの活用
Revioの簡易サイト診断では、Google Analytics(Google アナリティクス)やGTM(Google Tag Manager)の設置有無を確認できます。ただし、アクセス数、流入元、コンバージョン数そのものは、GAやSearch Console側で確認する必要があります。
AIサイト診断レポートでは、アクセス解析の数字だけでは分かりにくい、情報設計、CTA導線、信頼感、スマホでの読みやすさを整理できます。
AI改善提案レポートでは、診断結果をもとに、問い合わせにつながりやすい導線、見直すべきページ、追加した方がよいFAQや説明ページを確認できます。数字を見る前に、測定できる状態を整えることが大切です。
次に確認すること
まずは、今月もっとも見られているページを3つ選び、それぞれに「次に押してほしいボタン」があるか確認してください。アクセス解析は、数字を見る作業ではなく、次の改善を決めるための材料です。
あなたのホームページも、同じ観点で確認できます
Revioの簡易サイト診断では、SEO基本項目・スマホ対応・導線などを無料で確認できます。結果を見たうえで、AIリニューアル案の作成にも進めます。