まず役割を分けて考える
ホームページを公開するときに混乱しやすいのが、ドメイン、サーバー、DNSです。言葉が似ているうえに、管理画面も別々になることがあるためです。
大まかには、次のように分けて考えると分かりやすくなります。
| 用語 | 役割 |
|---|---|
| ドメイン | 住所の名前。例:example.jp |
| サーバー | HTMLや画像を置く場所 |
| DNS | ドメインとサーバーをつなぐ仕組み |
| ネームサーバー | DNS情報を管理する場所 |
| SSL | httpsで安全に表示するための証明書 |
ホームページが表示されないときは、HTMLの問題だけでなく、ドメインやDNSの設定が原因になっていることがあります。
ドメインは「名前」、サーバーは「置き場所」
ドメインは、ユーザーが入力するURLの中心になる名前です。たとえば、revioai.jp のようなものです。
一方、サーバーは、HTML、CSS(Cascading Style Sheets)、画像、PDFなどのファイルを置く場所です。ドメインを取得しただけではホームページは表示されません。サーバーにファイルを置き、ドメインからそのサーバーを見る設定が必要です。
この2つを別会社で管理することもよくあります。
- ドメイン:ムームードメイン、Google Domains系、他社レジストラなど
- サーバー:ロリポップ、Xserver、さくら、ConoHaなど
管理会社が違う場合は、どちらの管理画面で何を設定するかを整理しておく必要があります。
DNSは反映に時間がかかることがある
DNSは、Domain Name Systemの略です。ドメイン名を、実際のサーバーの場所へつなぐための仕組みです。
DNS設定を変更しても、すぐに全員の環境で反映されるとは限りません。数分で変わることもありますが、数時間から最大で24〜48時間程度、環境によって見え方が変わることがあります。
そのため、設定変更直後に表示されない場合でも、すぐに失敗と決めつけないことが大切です。
よくあるつまずき
公開時によくあるのは、次のようなケースです。
- ドメインは取得したが、サーバーに紐づけていない
- ネームサーバーを切り替えたが、サーバー側の独自ドメイン設定をしていない
wwwありとwwwなしの片方しか設定していない- SSL証明書がまだ有効になっていない
- メールを使っているドメインのDNSを変えて、メールに影響が出た
- 古いサーバーのデータを消す前にバックアップを取っていない
特にメールを同じドメインで使っている場合は注意が必要です。ホームページだけのつもりでDNSを変更すると、メール受信に影響することがあります。
wwwあり・なしを整理する
同じサイトでも、次のように複数のURLで見えることがあります。
| パターン | 例 |
|---|---|
| wwwなし | https://example.jp/ |
| wwwあり | https://www.example.jp/ |
| http | http://example.jp/ |
| https | https://example.jp/ |
理想は、どれでアクセスしても、最終的に1つのURLへ統一されることです。これをリダイレクトと呼びます。
リダイレクトが整理されていないと、ユーザーが別々のURLを見たり、検索エンジンが重複ページとして扱ったりする可能性があります。
公開前に制作会社へ確認すること
サーバーやDNSまわりは、少しの設定違いで表示に影響します。自分で無理に進めるより、必要な情報を整理して相談する方が安全です。
- ドメイン管理会社
- サーバー会社
- ネームサーバーの現在の設定
- メールを同じドメインで使っているか
- wwwあり・なしの希望
- SSLを設定済みか
- 旧サイトのバックアップ有無
この情報が揃っていると、制作会社やサーバー会社への相談がスムーズになります。
Revioで確認できること
Revioの簡易サイト診断では、公開されているURLに対して、HTTPS、title、description、スマホ対応、sitemap.xml、robots.txtなどの基本項目を確認できます。
AIサイト診断レポートでは、公開後の見え方、SEO基本、情報設計、導線を整理できます。ただし、DNS設定そのものやサーバー管理画面の設定を直接変更する機能はありません。
AI改善提案レポートでは、公開後に整えたいサイト構成、トップページ構成、問い合わせ導線、検索向けの情報整理を確認できます。
次に確認すること
公開時につまずいたときは、「ドメイン」「サーバー」「DNS」「SSL」「メール」を分けて確認してください。どれか1つだけを見ても原因が分からないことがあります。
あなたのホームページも、同じ観点で確認できます
Revioの簡易サイト診断では、SEO基本項目・スマホ対応・導線などを無料で確認できます。結果を見たうえで、AIリニューアル案の作成にも進めます。